ニホンイシガメの飼育

2019年6月からニホンイシガメの飼育を始めたので綴っていきます

ニホンイシガメの卵

 8月2日にようやく回収に成功した唯一の卵が、産卵2日後の8月4日白濁しました。つまり有精卵の可能性が高いということで一安心です。初日に乾燥させてしまってくぼみが生じたところもだいぶ改善してきました。とりあえず以下のことが言えます。

①カメ太とセンちゃんは交尾していた。

 センちゃんが我が家に来て3年経過しているので、カメ太が交尾した結果の有精卵の可能性が高いです。いつも振られてばかりとおもってましたが、交尾に成功していたようです。

②乾燥で卵がくぼんだあとでも白濁する。

 卵がくぼむと死んだかと思いますが、なんとかなる可能性があります。

 

この後は白濁した箇所が広がるはずですが、あまり白濁箇所が広がってないようです。今後どうなるか心配しながら様子をみています。

 

また、これまでキッチンペーパーを卵の下に敷いていましたが、コケに変更しました。といっても水コケ?は売っていなかったので、普通のコケを湿らせて代用しています。窪んでいるので水分多めにしています。

卵 8月5日?  

  なお、卵は日の当たらないところに、フタ付きの容器に入れて暗くして保管しています。普段はフタを取って中を確認するだけで、できる限り触らないようにしています。上であることを示すマークも怖くて入れられません。

 

卵 8月7日 上の写真と比較すると、白濁箇所が大きくなっているのがわかります。

 心なしか卵全体が白くなってきたようにも思いますw

センちゃんが産卵しました

 センちゃんが産卵を始めました。一気に何個も産む形ではなく、分割して1,2個を数日おきに産卵しました。しかし、産む場所がほとんど水槽の中なのですぐ食べられてしまいます。陸上で産んだ卵は2つありましたが、1つは踏んでつぶしてしまい、結局回収できたのは1個だけです。

 

 

回収した卵 へこんじゃいました

 そして産卵に気づいたときは出勤前で、慌てて回収して容器にいれておきましたが、フタが外れて乾燥したらしく、くぼんでしまいました。ただし調べてみるとニホンイシガメの卵は割とへこむらしいので、しばらく様子を見ようと思います。

 とりあえず有精卵なのかどうかは確かめたいです。

センちゃん 産卵お疲れ様

 今回土を用意していないものの、陸上のスペースを広めにとっているのでどこかに産卵すると思いきや、意外に水中が多かったです。 また、産卵ぽい行動(掘ったり掘った後の地面を均す動作)を陸上でとっていても、そこで産卵したことはなかったです。

 いろいろと今後の参考になります。

ガラス越しですが日光浴中

カメ達は夕方には水槽に戻り、そこで夜を過ごします。




 

危険な暑さ

 7月に入ればセンちゃんが卵を産むだろうと思いきや、一向に産卵しません。室内で放し飼い状態なのでその辺に卵が転がってないか注意していますが、室内にも水槽内にも卵はありません。今年は産まないのかもしれません。エサの食いつきも、去年の実績からはあまりあてになりませんが、普通です。

 

水槽に入ろうとするセンちゃん

 

その2

 産卵する様子がないのでベランダで日光浴もさせていますが、かなり水温が暑くなっているようです。このアパートで水槽に日が差すのは午前中のみにもかかわらず、夜になっても水温はぬるま湯くらいありました! 気温が高いのと、ベランダにはエアコンの室外機があるのでそこからの温風が悪さをしているのか、夜でも水温はあまり下がらないようです。日陰と作っているとはいえ、この暑さは油断できません。油断すると茹でガメになってしまいます。

陸上に設置したエサを食べるマルちゃん エビを食べてます。お皿も掃除しなければ

スカメに追いかけられるセンちゃん

ビスちゃん 隠れ家には入りきれません

アルちゃん オス1匹で寂しいのか、何かが出ています



水替えをサボるとすぐに水が汚くなります。

 

センちゃんの奇妙な行動

 通常亀達は平日は室内で過ごし、土日は日光浴がしやすい外の水槽で過ごすことになってます。本日センちゃんを室内に戻したところ、室内で後ろ足をひたすらバタつかせるという妙な行動をとりました。初めはフンでもする、あるいは痒いのかと思いきや、そうではなさそうです。

後ろ足をバタつかせるセンちゃん

 もしかしたら産卵場所を探しているのかもしれません。本当は今週に産卵床を準備する予定でしたがサボってしまってセンちゃんに申し訳ありません。とりあえずこの2週間程度は産卵に警戒です。

今まで別々の水槽で暮らしてたカメですが仲良くやっているようです

みんな水槽への出入りを覚えました。

アルちゃんがセンちゃんの後を追いかけてます。

水槽から出るセンちゃん わざわざ高低差があるところを降りるのは、その方向に行きたいからでしょうか。

カメが集まるところには、フン対策にチラシを敷いてます。

水槽に戻るカメ太

  ビスちゃんはひたすらカメ達が大好きな陸上の隠れ家にこもってます。冒険心はほとんどなく、水槽から出ると決まった隠れ家に直行しているみたいです。近くに餌場もあるのでほとんど動く必要はないようです。

陸上にエサを置くことの問題点

 陸上にカメ用のエサを置いてエサやりの手間を省くと同時に水の汚れを防止するという考えは、あまりカメには受けがよくないようです。なぜなら長時間おきっぱなしのエサは風味が損なわれるのかカメ達はあまり食べてくれないからです。今日はカメを5匹ともカメ部屋に放しましたが、私が見る限りエサを食べてというか齧ってくれたのはビスちゃんだけで、そのまま食べずに吐き出していました。

 もちろんお腹が減っていれば風味が損なわれたエサでも食べてくれるのでしょう。しかし当分は水場でエサをやらないと食べてくれないようです。

 そして陸地に放すとフンの処理が大変です。結構な量のフンをするし、下手をするとフンを引きずって歩いてしまうので処理が大変でした。そして匂いも陸地にした分結構します。

 しばらくは、カメを室内に放すのは土日の時間があるときだけにして、平日は狭いですが日光浴もやりやすいベランダの水槽で過ごしてもらいます。ただしそうするとエサをあげるタイミングがとれない問題点がありますが、そこは自動餌やり器を買おうかと考えています。

ネコの横を素通りするマルちゃん

隠れているカメ太 植木鉢を横倒しにしたもので、カメ太とビスちゃんは使ってくれてました。

 

室内のカメ 

 亀達の引っ越しは

ようやく完了し、5匹とも家で落ち着いてます。大きい亀達は元気に日光浴もし、エサもよく食べています。ただし小さい亀のほうは水槽のレイアウトが変わった関係なのかあまりエサを食べない印象です。

 そこで、室内にプラ船を用意してそこで生活してもらうことにしました。現在のアパートは1室空いているのでそこにカメ達を放し飼いにする計画です。小さい亀達は広い室内で、大きい亀3匹は狭いベランダの水槽とは不公平な気もしますが、大きい亀は日光浴が大好きなのでこうするほうがいいかと思います。

大きいプラ船でのアルちゃんとマルちゃんの様子

大きい亀達 センちゃんが隠れ家から出てきます

その2 植木鉢を横倒しにしてカメの隠れ家にしました。気に入ってくれてるみたいです

引っ越した直後のアルちゃんとマルちゃん




カメがいない日々

 4月に引っ越しし、ようやく落ち着きました。カメ達は実家に預けているので写真でしかカメを見ることができません。カメ達は実家でのんびり日光浴したり、庭を散歩したりと楽しそうです。そういえば野生ではないファーム育ちのアルちゃんとマルちゃんは、草木の生えている土地を歩き回るという経験はもしかしたら初めてかも知れません。

 

車で移動中の写真

その2

アルちゃんとマルちゃんも車で移動してます

せんちゃん

 

実家の庭を歩くカメ太 

こっち向かって歩くマルちゃん

 カメを庭に放した場合、まずカメはビスちゃんとかは固まって周囲の様子を見るようです。
 次にとりあえず身の安全が確保できる茂みとかに歩いていくカメが多いと思います。

 なんとなく観察した結果なのでなんとも言えませんが、例えばカメを散歩させる際、いきなり庭の真ん中とかに置くのではなく、安全そうな屋根付きの場所においてあげると、行動パターンも変わってきそうな気がします。