ニホンイシガメの飼育

2019年6月からニホンイシガメの飼育を始めたので綴っていきます

カメの産卵に関する先入観

 

 


先日センちゃんが産卵したことは先に述べましたが、実はその後も産卵が続いていました。翌日に水槽に沈んでいた1つの卵を回収、さらに翌翌日水替えの際に水槽から4~5個分の割れた卵の破片が出てきました。水が濁って水替えするまで気づきませんでした。さらに4日後の本日、2つの割れていない卵を水槽から回収しました。合計すると、9~10個の卵をセンちゃんは数日かけて産んだことになります。特に本日産んだ2個の卵については予兆がありました。前日の夜11時頃からベランダに置いていたカメの水槽からゴンゴンと音がしていたのでもしかしたらと思いました。しかし、すでにたくさん産卵し、それから数日たっているので産卵はないだろうと考えてその場で状況を確認しませんでした。それでも気になって本日の朝確認したところ、2個の卵が確認できました。もし夜に確認しておけば産卵の様子を見ることができたかもしれません。

 

 今回の産卵で分かったことは以下の2つです。

 第1は、カメの産卵は数日かけて行われる場合があるということです。私はこれまでカメの産卵は1日で腹にあるすべての卵を産み切って地面に埋めると思い込んでいました。しかし、今回のセンちゃんの産卵からわかるとおり、1週間かけて産卵する場合もあります。これがセンちゃんだけの例外か分かりませんが、今後の参考になると思います。つまり、産卵を確認したら、しばらく要注意あるいは卵を産める陸地を用意する必要があるということです。また、他の人が書いたカメブログを見ると、掘り返されて地面に転がった卵に言及している場合があります。これは、第1回の産卵場所と同じところに第2回目も産もうとしたため、掘り返してしまった可能性も考えられます。

 第2は、産卵前はずっと絶食するというわけではないということです。センちゃんの場合、6月中旬からエサを食べなくなっていました。しかし、産卵直前の6月末からはエサをがつがつ食べていました。また、産卵期間中でも、普通にエサを食べていました。したがって、お腹に卵がある場合でも餌を食べることがあると言えます。

 

 ところで、割れずに残った卵を一応保存しておりましたが、無精卵のようでした。本日産んだ卵については殻を割って確認しましたが、同じく無精卵のようでした。センちゃんはカメ太と交尾していないようです。センちゃんがいくら卵を産んでもカメ太が頑張らないとだめなので、カメ太にも頑張ってほしいです。

あるちゃん

産卵後、一休みしているセンちゃん

その2

割れていない卵 ピンクなのは水の汚れを吸収したからだと思われます。あとへこんでます。

中を確認した卵 黄身が大きいです。