ニホンイシガメの飼育

2019年6月からニホンイシガメの飼育を始めたので綴っていきます

水カビ病の治療で感じたこと

 マルゲリータちゃんが我が家にやってくると同時に始まった水カビ病の治療について、私が感じたことは、大きく4つあります。

 ①水カビ病の原因はストレス要因が大きい?普段の水槽は隠れ家が少なくてストレスが大きいかもしれない。

 ②水カビ病の一因とされる日光浴不足と水の汚さは最低条件であってそれを改善したからと言って治療にはあまり結びつかないかもしれない。

 ③生まれたばかりの子亀にイソジンを直接塗布する方法は過酷かもしれない。

 ④日光浴が全くできない環境だと悪化しやすい。

 

① ストレスについて

 マルゲリータアルキメデスの水槽には、落ち葉をたくさん入れてあげてました。この落ち葉がとても気に入ってくれたようで、普段から特にマルゲリータちゃんは落ち葉の下でじっと隠れており、外に出たいかのように動き回ることはほとんどありませんでした。甲羅のすぐ上に落ち葉という屋根がある環境はカメにとって安心感がある環境であり、それゆえ安全で快適な落ち葉を離れて水槽の外にでたがるような素振りはあまり見せなかった可能性があります。冬っぽい感じをだすために入れた落ち葉ですが、非常に有意義だったのかもしれません。

 

② 日光浴不足と水の汚さ

 あまり水替えと日光浴を頻繁にしたからと言って、早期回復には結び付いていない印象を持ちました。カメの体の抵抗力の増加にはよいことは間違いないので、間接的な効果はあったとは思います。あくまでストレスの原因をつぶさないと、本格的回復には結び付かないかもしれません。

 

③ マルゲリータちゃんにイソジンを直接塗布したところ、死んでしまったかのような反応をみせたことがありました( ;∀;) 私の心臓にもよくないので、イソジンの薬浴にとどめ、直接塗布はもう2度としまいと思いました。

 

④ 旅行で5日ほど日光に当たらない環境においておいたところ、冬眠をしているわけではないマルゲリータの症状が悪化したように思いました。最低限の日光浴は欠かさずやるに越したことはないです。

 

 現在のマルゲリータちゃんは、日光浴して皮膚が乾燥しているときは全く水カビ病の面影はないですが、水中にいるときは若干白っぽい状況です。水カビ病の治療は長い時間がかかり、再発することも非常に多いですが、これからもカメのストレスの軽減にはなにがいいかを考えて治療していこうとおもいます。

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水カビがひどいときのマルゲリータ

 

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落ち葉の下のマルゲリータ

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アルキメデスは落ち葉ではなく、カメの隠れ家の下が好みです